このライトノベルがすごい!2018にて2位にランクインしてましたね。一応1位のりゅうおうのおしごとも読んではいます。そして何気にイラストが両方ともしらびさんっていうね。昔、何かで見た気がすると思ってましたが、「俺が生きる意味(レゾンデートル).」でした。4年以上前で1巻しか読んでないのですぐ思い出せなかったです。


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この戦場に彼女は来ない――さらに苛烈な〈ギアーデ連邦編〉下巻が登場!

待望の《ギアーデ連邦編》後編登場! “史上最大の作戦”の火蓋が切られる――!

敵〈レギオン〉の電磁加速砲(レールガン)による数百キロ彼方からの攻撃は、シンのいたギアーデ連邦軍の前線に壊滅的被害を与え、レーナが残るサンマグノリア共和国の最終防衛線を吹き飛ばした。
進退極まったギアーデ連邦軍は、1つの結論を出す。それはシンたち「エイティシックス」の面々を《槍の穂先》(スピアヘッド)として、電磁加速砲搭載型〈レギオン〉の懐に――敵陣のド真ん中に突撃させるという、もはや作戦とは言えぬ作戦だった。
だがその渦中にあって、シンは深い苦しみの中にあった。「兄」を倒し、共和国からも解放されたはず。それなのに。

待望のEp.3、《ギアーデ連邦編》後編。
なぜ戦う。“死神”は。
何のために。誰のために。


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 1巻を読み終わった後からずっと待ちわびてました。ついに再会というか初対面です。

 前巻が上で今回が下巻になるのですが、分厚い。しかし分厚いからといって読むのが億劫にはならないぐらいおもしろいです。

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 vsレールガン戦も決着!このあたりのシーンは最高に燃えました。今回は味方側も敵側も兵器のサイズ感がスケールアップしてます。数も多くなっていて総力戦の様相です。まぁそっちの方の描写はほぼ無いです。


 連邦においても戦場に身を置くエイティシックス達。しかし、その中でもシンだけは違っていた。他のメンツは他愛もない、くだらない目標を掲げれるのに対してシンだけは何も無かった。戦場に生き、戦場で死ぬ。そんな考えであったはずが、共和国のハンドラーの一人との約束によって少し生き方が変わっていく。そんな感じ。

 1巻では同じ隊のメンバーもバッサバッサ退場してたのを考えると、今回は犠牲無しなのでちょっと拍子抜けというかもうちょっと絶望的な感じにするのか軽い感じにするのかどっちかに振ってほしかったですね。(モブは裏で大量にお亡くなりになっていますが・・・)

 レーナと出会ってからの描写がほぼ無いのも残念でしたね。1巻のラストの書き直しぐらいしかなかったので物足りないです。共和国の1区を取り戻す描写とか数行で終わりますし・・・。

 あとがきにて軽い話の予定でした。とか書いてましたが、個人的にはレーナと出会った後の日常を描いて欲しいです。いっそのこといきなり学園ラブコメとかが始まってもいいレベルです。来年末あたりにはアニメ化企画始まったりしますかね?